LEDの学校|3年生編 5時間目 ヒューズからの電源取り出し|エーモン オフィシャルWEBサイト

ヒューズからの電源取り出し

電源の種類が判別できたら…取り出しにかかりましょう

ヒューズ電源を使った電源の取り出し方法

ヒューズ電源取り出しには「ヒューズ電源」を使います

ヒューズ電源

ACC電源ヒューズが判別できたのでまずは純正ヒューズを抜く

※この作業は先の細いラジオペンチを使う。

ここで、抜いたヒューズの形状を確認しておこう

※3年生の2時間目で学んだ通り、
ヒューズ形状には種類がある。

抜いた純正ヒューズと同じ形状、同じアンペア数のヒューズ電源を用意

※先端部の形状をチェック。
ココがヒューズと同形状になるわけだ。

ヒューズ電源には「形状」と「アンペア数(A)」の違いがある

テスター無反応

ACC電源を調べているので、必ずACCオンで。でないと両側とも反応しない

右側の端子に検電テスターをあててみても…反応はナシ★

※ヒューズを抜いた差し込み口には左右に端子がある。
このうち「どっちから電気が来ているか」をチェック。

テスター反応

左側の端子にテスターをあてると反応アリ☆

つまり左の端子が電気の源流側(バッテリー側)ということなのね

※あらためてヒューズ電源をよく見ると、
ヒューズに電源取り出し用のコードが付いている。

手で差し込めばよい

このコードが付いていた足を「電気の電流側」にセット

これでヒューズからACC電源が取り出せた!

そもそもヒューズってなに?

ヒューズは電装品を保護するためのパーツです。過電流が流れた際に内部の導線が遮断されることで、電装品が壊れないように守っているんです

なにかの弾みで純正ヒューズが切れた場合は、交換用のヒューズというのもカー用品などで売られています

切れたヒューズ

過電流が流れると内部の導線が切れる。
これによって、電装品を守っている。
作業中のショートも切れる要因だ。

交換用ヒューズ

切れてしまった
ヒューズと同じ形状、
同じアンペアのもの
を買ってくれば交換
するのはカンタン。

※ただしヒューズ
が切れた原因を解
決した上で交換し
ないとまた切れる。

ヒューズ電源を使った場合でもヒューズの動作に問題はないの?

ヒューズ機能の動作に影響はありません。例えば10アンペア以上流れたら切れるヒューズがあったとして、そのアンペア数と同じヒューズ電源を用意することで純正ヒューズと同じように、10アンペア以上流れたら切れる仕組みです

ヒューズ電源は、それ自体がヒューズでもあるので、抜いた純正ヒューズとアンペアを揃える必要がある。