LEDの学校|3年生編 2時間目 ヒューズには種類がある|エーモン オフィシャルWEBサイト

ヒューズには種類がある

ヒューズからLED用の電気を取るにはフリータイプヒューズ電源を使います(→)

ヒューズ電源

ちゃんと専用のアイテムがあるのね

ただしヒューズには形状の違いがあるのでヒューズ電源にも形状が3種類あります

ヒューズ形状の種類

ヒューズ・平型 ヒューズ・ミニ平型 ヒューズ・低背

ヒューズ電源は、対応する形状を選ぶだけでOK

そのヒューズのアンペア数は、どうすればわかるの?

ヒューズに書いてありますよ☆

こんな(→)感じですね

というわけで買いに行く前に純正ヒューズ形状を調べましょう

純正のヒューズ形状はどうやって調べるの?

純正のヒューズを抜けば分かりますが……

よーし、どれか1本テキトウに抜いてみよう

ちょっと待った!

どのヒューズでもいいというわけではありませんよ

電源には種類がある!

このように(→)たくさんのヒューズが並んでいますが、どのタイミングで電気が流れるかはヒューズによって異なります

意味が分からないよ

例えば以前にバッテリーから直接電源を取らない理由を勉強しましたよね

常に電気が流れているからLEDが光りっぱなしになってしまうんでしょう?

そうです。そういう電源を「常時電源」と呼びますが、それはバッテリーだけでなくヒューズにもあるんです

ということは、もしそのヒューズから電気を取ったら

LEDが光りっぱなしになってしまうってこと?

そういうことです。そして1年生のときにシガーソケットから電気を取ると「ACCオンで電気が流れる」という話をしましたが

そういう電源を「ACC電源」と呼びます

分かったわ!シガーソケットと同じく「ACC電源」が流れているヒューズを探せばいいのね

大正解〜!!ちなみに似たような電源の種類に「イグニッションオン電源」というのもあります

これはキーをイグニッションオンまで入れた段階で電気が流れる電源のことです。それでもLEDに使えるので、ACC電源でもイグニションオン電源でもOK !

キーをひと回し→ACCオン

さらにもうひと回しでイグニッションオン

常時電源

常時電源から電源を取った場合、
エンジンをオフにしても電気が流れて
いるのでLEDが光りっぱなしになる。
別途スイッチなどが必要になる。

ACC電源

キーを一段階回してACCオンにな
ると、ナビなども操作可能になる。
この段階で電気が流れてくるのが
ACC電源。LED用途にふさわしい。

イグニッションオン電源

ACCからもう一段階回して
イグニッションオン電源が入ると、
エアコンなどの大容量の電装品も
動作可能に。LED用に使ってもよい。

車種によってはヒューズからイルミ電源が取れるケースもありますが例外的なのでここでは省略しています

スモールランプの点灯・消灯に連動した電源を「イルミ電源」といいます

キーではなく
プッシュスタートの車の場合は、
(ブレーキを踏まずに)

ボタン一回押しで
「ACC電源」入り、
2回押すと
「イグニッション電源」が入る。

ボタン2回押しでイグニッション

あの〜先生、ヒューズに種類があるのは分かったけど……

見た目は全部同じに見えるよ?

それを調べるために必要なのが、2年生のときに少し紹介した「検電テスター」なのです!